結婚式があるから実家に帰ってる。スーツをクリーニングに出してないから母にアイロンをあててもらおうと持って帰ると汚いからスーツを買ってやるという。タックなししかはかないですよといってるにもかかわらずツータックのズボンを買ってきなさり、だからツータックははかないっていっていいましたやんというとせっかく股ずれ防止の布も付けてもらったのにとわけのわからぬことをいいだし、あんた靴もこうたったのにというからはいたらブカブカで、だから革靴はサイズちいさめだから26センチくらいよというのに27.5センチを買ってきている。俺が思春期なら暴れてるとおもう。思春期じゃなくてよかった。靴を返品にいくと、売り子のお姉さんにあの背の大きい息子さんといわれる。話を大きくしすぎるのが高橋家の悪いところだと思った。たまにかえると父が背中をかいたろかと背中をかいてくる。父といると背中がかゆくなってくる。高橋家の謎である。